面接
オンラインメディア「CIO」の由来であるCIOやCxOなどの経営層および、ビジネスとIT領域に関心の高いITリーダーズの読者層を対象にCIO.com Japanでは、動画インタビューシリーズの「Leadership Live Japan」を立ち上げました。
当サイトではCIOやCxO、ITリーダーとして活躍されている方々の「現在に至るまでのキャリア、仕事観、やりがい」などにクローズアップし、読者の皆様に「ITリーダーの役割」をお伝えたします。
今回、「Leadership Live Japan」に出演するゲスト、アイリスオーヤマ株式会社の執行役員ロボティクス事業部 事業部長 兼 株式会社アイリスロボティクス取締役社長の吉田豊氏をお迎えし、ロボティクス事業を統括する仕事観、やりがい、魅力などについて語ってもらいました。
吉田氏のロボティクス部門の責任者としての仕事観、やりがいや挑戦、キャリアストーリーは以下の通りです。
アイリスオーヤマのロボティクス事業部を率いる吉田氏は、まったくのゼロから事業を立ち上げ、今や業務用清掃ロボット市場でトップシェアを誇ります。大学卒業後、ホテル業界から起業、外資系企業を経て、常にご縁を大切にキャリアを重ねてきました。そんな彼がロボティクスに挑んだ背景には、「労働人口が減少する未来にロボットで社会課題を解決したい」という強い想いがありました。
当初は社内にロボット文化がなく、反対意見も少なくありませんでした。それでも「サブスクリプション型のロボットサービス」という新しいモデルを提案し、成果を積み上げて信頼を獲得。若手社員を積極的に登用し、育成と事業成長を両立させながら、組織に新たな風を吹き込んできました。
吉田氏が学んだのは「知っていることと、できることは違う」ということ。
創業者として現場に立ち、挑戦し続ける覚悟があってこそ、事業は前に進むのだといいます。今では全国6000社に導入されるまでに成長し、単なるロボット販売にとどまらず、導入後の運用支援やコンサルティングを含めた「ロボティクス・アズ・ア・サービス(RaaS)」へと進化しています。
「リーダーは目線を下げず、必ず成功させるという姿勢を示すことが大切です」と語る吉田氏。その挑戦は、社会課題を解決しながら未来を切り拓く力強い実践となっています。